【高校野球】楽しむことは上達の近道

2022.9.17

今日は、チームサポートを行っている東大阪の公立高校に行ってきました。
秋の大会は、早々に敗れる結果になってしまいました。
新チームとして課題が浮き彫りになった試合だったかも知れません。
「覇気がない」「声がでていない」「やらされている感がある」等選手自身でそのように感じている節もありました。
秋の大会は確かに、まさかの初戦敗退でしたが
その分、よりはやく増量強化の時期に入ることができたとも言えます。

この冬、これまで行ったことのない「コミュニケーションシート」を用いて
選手全員と月1回、それぞれの課題と解決策を１－１で一緒に考えられる環境をつくりました。
このチームはこの冬でまた一回り大きくなります。

選手たちにはこの1年で3回のセミナーをここまで受けてもらってきています。
その中で、もう十分米だけでの増量が招く弊害も、それでは効率的に増量を行うことができないことも
しっかり理解できています。
野球ノートを、みているとよく伝わります。
あとは【必要な内容】を【継続】することです。

そして、今日講義の中で今のチームに意識をしてほしいこととして
栄養の知識ではなく「考え方」をお伝えしました。

これは私の経験からも言えることです。時間だけはどんな人間にも平等に与えられます。
その時間をどのように過ごすかで人生は変わると思っています。
どうせ、同じ時間を過ごすなら、誰かに言われたようにだけしか動かずに、楽しくなさそうに過ごすよりも
自分で課題を見つけ、それを克服し、また課題を見つけ克服していく、その過程を楽しんでほしいのです。
そして目の前で起きていることに対して【本気】で取り組めば何だって”楽しい”んです。

この【楽しさ】こそが、自然に継続を生み【上達】を促します。
楽しさに勝ることはないと思います。

このチームのみんなには、それを学びながらただひたむきに、まっすぐに野球を愛し
取り組んでほしい。そしてそのサポートを自分にできる限りの力で行っていきます。

監督が掲げる「大阪を驚かせる」実現します。

練習試合は、気持ちの良い勝利でした！！